酒とパソコンと音楽の日々

酒とパソコンと音楽の日々

単なる日記。そして時には連絡帳。

ハイレゾの話の続き

ようやくパソコンでのハイレゾ再生の環境が整ったというのに、

僕はなかなかハイレゾ音源には手が出せなかった。

というのも、ハイレゾ音源は値段が高いからだ。

たとえばポップスのアルバム全曲をダウンロードするのに、

一般的な配信形式(AAC320kbps)だと2,000円ぐらいだが、

ハイレゾ音源だと3,000円以上する。

これがクラシックとなると更にお高いのである。

それに値段だけじゃなく、まだ配信自体が始まってそんなに経っていないせいか、

曲揃えがとても乏しいのだ。

そこで僕が散々悩んで選んだ曲は

テンシュテット指揮の「マーラー作曲 交響曲第5番」。

これは僕が同じものをCDで持っていて聴き比べができるということと、

オーケストラ曲の方がよりハイレゾの恩恵を

受けやすいのではないかと思ったからだ。

しかしこの曲の値段は第10番の一楽章が付いてるとはいえ、4,115円だ。

これがいかに高いかは輸入盤のクラシックCDの値段を見れば分かる。

同じテンシュテット指揮のマーラー交響曲全集の輸入盤(CD16枚組)が

HMVでは3,473円で売られている。

クラシックの輸入盤CDの激安ぶりを見れば、いくら音質が良いとはいえ

高いハイレゾ音源を買うのに躊躇するのが分かるだろう。

元々日本は音楽の値段が高すぎる。

 

さっきから「マーラーの5番」と連呼しているが、

これが有名になったのは映画「ベニスに死す」の音楽に

この曲の第4楽章が使われてからだという。

老作曲家がベニスで美しい少年と出会い、

その少年の中に理想の美を見出して溺れていく様を

第4楽章「アダージェット」の美しい音楽が彩る。

僕がこの映画を観たのは随分昔の話なので、

もうすっかり忘れてしまいましたが…